健康は日々の積み重ねから

100歳体操健康は日々の積み重ねから

元気なご婦人たちがわらわわと集い、モニターの前で体操されている…

 

久目地区社会福祉協議会では、氷見市社協と連携し、

地域住民の方を対象とした「100歳体操」を実施しています。

 

「100歳体操」とは、介護予防に効果があるとされていた「パワーリハビリテーション」を

機器を使わず安全に廉価に実践できるようにと、

高知市の理学療法士の方が開発した高齢の方向けの運動メニューなのだそう。

 

まずは、身体を鍛える筋トレ的な要素が強い、「いきいき100歳体操」から。

余裕があれば手首や足首に重りをつけて行います。

 

 

ご高齢の方の体操なんでしょう、と侮るなかれ。

普通に筋トレで、普通にきつい

 

Tシャツにジャージで颯爽と動くみなさん。

 

「終わったらちゃんとここに戻してね!」と重りの返却動作の遅さをご注意いただき、

自信の動き悪さを実感しました。。

 

 

続いては、口腔機能の向上を目指す「かみかみ100歳体操」。

 

よく食べよく喋る、口周りの筋肉を維持するためのもののようですが、

一定の年齢になると気になってくるシワやたるみも、結局は筋肉の衰えであると考えると、

若さを保ちたい方は誰でも、化粧品などに気を配るのと同じかそれ以上に、

顔の筋肉の筋トレが必要なのかもしれません。

 

 

それにしても、このビデオはどうしてこの人をモデルにしているんでしょうか。

この方が開発者の理学療法士の方なんですかね。

年齢、体型、性別、どの要素をとってみても、なぜこの人が映っているのか、わかりません。

 

最後には、太極拳的なストレッチを行います。

 

 

最近はヨガをされる方は多いと思います。

久目地区地域づくり協議会でも、ヨガの講座も開催しています。

 

ヨガは静止状態で重力との均衡を保つことで筋肉に働きかけるポーズが多くみられますが、

こちらの太極拳的なストレッチは全ての動作が流れのなかにあり、

とどまることなく、なめらかに動きながら滑るように身体を動かしていくもので、

またヨガとは違う独特な魅力を感じました。

 

自分が流体になったような気持ちで行うといいのかもしれません。

というか、自分が流体のような気持ちがしてくるというか…

 

 

盛りだくさんでやりごたえのある一連の「100歳体操」講座。

 

「月に1度くらいされているんですか?」とお尋ねしたところ

「週2ですよ」とのご返答が。

 

週2!

 

ということは月8回以上

 

確かに、身体へのはたらきかけの効果が実感できるのは、それくらいの頻度からのように思います。

でも、なかなかそうはできなかったりしませんか。

 

皆さんが週2で集まられていることに感嘆の念を抱きつつ、

自分もなにか一歩踏み出そう、健康のための運動を継続しようと強く思わされる、

そんな「100歳体操」の会でした。