暮らしと建物
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たてものさんぽ#2 久目の串柿~倉庫見学編~
たてものさんぽ第二弾は「久目の串柿~倉庫見学編~」です。
「たてものさんぽ」とは、氷見市地域おこし協力隊の私、愛称「のんちゃん」が久目の建物を紹介するシリーズ企画です。
建物の使い方や使われている方の想いなど、そこに住まう人たちのお話を聞きながら地域を巡ります。
富山大学の建築学生さんが、卒業研究の舞台として久目地区で研究を進め、柿畑や柿吊り小屋について串柿農家さんのところへお話に伺った記事はこちら『柿は風と心意気を見せる』をご覧ください。
○久目の串柿ってなにけ
久目の串柿は、柿を串に刺して乾燥させたお正月飾りです。
作り方・工房については『#1 久目の串柿~作業場見学編~』をご覧ください。
○倉庫にお邪魔すっちゃ
こんにちは~!
中に入ると天井が高く、THE倉庫!という場所です。
こちらは、JA久目支所の触坂(ふれさか)倉庫です。
串柿を作られる農家さんとJA久目支所の職員さんたちが、串柿の出荷準備の作業中です。
取材をさせていただいたのは、12月のあたま頃。
ひんやりとした冬の寒さを感じながら、だるまストーブで暖をとりつつの作業です。
○正月飾りってどうつくるんけ
出荷準備の一週間後、またまた倉庫にお邪魔しました。
こちらもひとつずつ丁寧に手作業で作られています。
トントンとリズミカルに穴をあけるお母さん。
お母さんたちの手際の良さが光ります。
袋に入れるときに、足りないパーツがないか素早くチェックします。
床飾りは、9000個(2刺約5000個、3刺約3000個、5刺500個)の出荷です。
お母さんたちの素早くも丁寧な作業は圧巻です。
お店で見かけるたびに串柿を作られる農家さん、床飾りをつくられるお母さん方を思い出すでしょう。