卒業研究制作展 柿と建築展

栗原 稜 大学生卒業研究制作展 柿と建築展

富山大学芸術文化学部の学生さんによる、卒業研究制作展「柿と建築展」を開催します。

久目地区の特産物である「串柿」について研究を進め、久目地区の風土を織り交ぜながら、新たな串柿のあり方を模索した建築提案となっております。
建築模型も一緒に展示してありますので、ぜひご覧ください。

 


 

卒業研究制作展
柿と建築展
生業ネットワークの再編
-氷見市久目地域の串柿業を対象として-

 

■会期
2023/3/8(水)-18(土)
※久目地区交流館の自由開放日にご覧いただけます。(水・土13:00-17:00)

 

■会場
久目地区交流館(旧久目小学校)
小会議室1

 

■概要
富山県氷見市久目地域における串柿業は存続の危機にある。そこで串柿業の事物連関を二つの時代区分で明らかにし、そこで得られた変化を手がかりに建築設計を行なった。設計した建築はそれぞれ事物に対して連関を生むハブとして機能し、家業で閉じた性格のある串柿業へのアクセスを容易にする。そうした中で新たな串柿のあり方や柿の使い道を生み出していくことが串柿また柿が地域資源として久目地域にあり続けることにつながると考える。

 

■作家プロフィール
富山大学 芸術文化学部 建築デザインコース
籔谷研究室

栗原 稜

2000年、栃木県佐野市に産まれる。山に囲まれ育つ。竹を切り倒して弓矢を作ったり、川に飛び込んだりして遊んだ。高校は隣市の足利高校、音楽部と美術部に所属。幼稚園の文集に書いた建築士の夢を叶えるため、現在は富山大学芸術文化学部建築デザインコースに所属。建築と生業の関係に興味を持ち、研究を進めている。釣りとラーメンが好き。

 


 

以前、栗原くんがこの久目地区ホームページ「おらっちゃの久目」内に、久目の串柿について記事を書いてくれました。こちらもぜひ一緒にご覧ください。

『柿は風と心意気を見せる』